3人のレンガ職人という寓話がある。 https://www.total-engagement.jp/808/

とても違和感があるので、4人目を追加したい。

もう少し歩くと、別の男がレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねた。


「レンガを積んでいるんだよ」

「大変ですね」

「大変だけどとても楽しいよ。
このレンガは最新のもので、旧来のレンガに比べて20%頑丈なんだ。
そしてこの積み方。最新の論文で提案された積み方で、それを試してしているのさ。
やってみると課題があるようだから、仕事が終わったらblogに記事を投稿しようと思っているんだ。
とても大変で忙しいけど、ワクワクが止まらないよ。」

旅人は全く理解できなかったが、楽しそうなのでそっと放っておくことにした。

要約するとこういうこと

  • 1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」→特に目的なし
  • 2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費を稼ぐのが目的
  • 3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的
  • 4番目のレンガ職人:「成果物に興味はないが、技術に興味がある」→手段が目的化しているが、幸せそう

4人目の生き方も悪くはないと思う。