概要

MacBookAir2019(intel)から、MacBookPro2021(M1Pro)への移行と環境構築を実施した際のメモ。

以下の手順を実施することで、普段用いているアプリケーションのインストール・VSCodeの設定が完了する。

事前準備(旧端末)

  1. Brewfileの出力。

Homebrewを用いてインストールしているアプリケーションの一覧を出力する。 --globalオプションをつけることで、出力先が~/.Brewfileになる。

brew bundle dump --global
  1. dotfilesリポジトリの準備

GitHubのdotfilesリポジトリ配下のhomeディレクトリに、設定ファイルを格納する。 詳細な実行コマンドは参考文献参照。 .awsや.sshなどクレデンシャル情報が含まれるディレクトリのコピーは厳禁。 今回の対象は、以下の通り。

.Brewfile
.bash_profile
.gitconfig
.zprofile
.zshrc
  1. .vscodeの拡張内容をエクスポート
code --list-extensions > dotfiles/code_list_extentions

移行作業(新端末)

  1. GitHubのdotfilesリポジトリに共有していないファイルをコピー。

AirDropでファイルの移行(コピー)を実施。 対象ファイルは以下の通り。

.aws
.ssh
  1. HomeBrewのインストール。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
  1. Homesickの導入&dotfilesの展開。
sudo gem install homesick
mkdir -p ~/.homesick/repos && cd ~/.homesick/repos
git clone git@github.com:<ユーザ名>/dotfiles.git
homesick symlink dotfiles
  1. Brewfileを用いてアプリケーションのインストール
brew bundle --global
  1. vscodeの拡張内容をインポート
cat .homesick/repos/dotfiles/code_list_extentions | xargs -I args code --install-extension  args
  1. その他細かい設定。

はまったポイント

  1. vscode

当初、~/.vscodeディレクトリをAirDropでコピーした。 が、その後VSCodeを起動すると「信頼できないファイル」としてエラーがでた。 結果、上記の方法にてインストールし直すことになった。

  1. GitHubのパスワードが禁止になっていた。

個人用アクセストークンの利用を促すメッセージと共に、cloneエラーとなった。 https://docs.github.com/ja/authentication/keeping-your-account-and-data-secure/creating-a-personal-access-token

このタイミングで、ssh鍵を登録した。

最後に

Brewfileとても便利。masも便利。

今回は1日かかったけど、次回からは半日程度で新しい環境に移行できそう。

参考文献