M1 MacでUTM上の仮想マシンにAnsible接続するまで

実行環境 ホストOS M1 MacBook Pro UTM Version 2.4.0 (39) ansible [core 2.11.6] python version = 3.10.0 以下のページにある通りの環境構築を実施済み。 M1ProのMacBookProの環境構築してみた ゲストOS debian 事前準備 ①UTMでdebianの起動 最新のisoイメージを取得し、起動する。 起動時のポイントは以下の通り。 最小構成でのインストールを行う。 デバイスのブートシーケンスが正しく設定されていること。 ネットワーク設定にてポートフォワーディング設定がされていること。 Ansible接続のための設定 Ansible接続のための設定は大きく2つに分けられる。 ①ゲストOS側の設定 ansibleを利用するユーザに対して、sudo権限を付与する。 今回はsudoをインストールした後に、sudoグループに所属させることで対応する。 apt install sudo usermod -G sudo <ユーザ名> ②ホストOS側の設定 ホストOS側でansibleのインストールを行う。 また、ssh接続をパスワード認証で行う際に必要なsshpassもインストールする。 brew install ansible brew install hudochenkov/sshpass/sshpass 標準のbrew installでは、セキュリティ上の理由でsshpassのインストールは不可なので、注意が必要。 $ brew search sshpass ==> Formulae sshfs If you meant "sshpass" specifically: We won't add sshpass because it makes it too easy for novice SSH users to ruin SSH's security. 疎通確認 以下の通りにファイルを準備の上、疎通確認を行う。 ...

November 17, 2021 · 2 min · Katataku

Ethreumのマイニング環境を整えてみた@MacBook Pro M1Pro

はじめに こちらの記事を見てマイニングする決意したのだが、日本語の情報が少ないため整理する。 この記事によると、「元を取るのに17年かかる」とあるが、すでに持っているパソコンを使ってない時間帯に働いてもらうだけならメリットしかないのでは?という考えである。(真偽不明) ちょうど42Tokyoの学生からも「仮想通貨マイニングやってるよ」という話を聞いていたので、とてもタイムリーに感じている。 今回はyoutube動画を参考に設定を行う。 事前準備①:ウォレットの設定 metamaskというウォレットを使用する。 metamaskはChrome Extentionという形で実装されているため、safariからの利用は不可のため注意が必要。 こちらのChromeエクステンションを導入する。 ウォレットの新規作成を選択。 画面の指示に従い、パスワードの設定を行う。 パスフレーズを保存し、確認画面に入力を行う。(順番通りに文字をクリックすると入力できる。) 管理画面が表示されることを確認する。 以上で設定は完了。 パスフレーズはアカウント復旧の際に必要とのことなので、大切に保管する。 「クリップボードにコピー」できる内容がウォレットアドレスである。これを次の段階で使うので、控えておく。 ウォレットアドレスの確認画面 事前準備②:マイニングツールの取得・セットアップ こちらにて、マイニングツールのバイナリが公開されている。 このファイルを実行するのだが、引数を指定して実行する必要がある。 そのため、以下の手順で実行のための準備(セットアップ)を行う。 取得したファイルを任意の場所にコピー。(私は「~/cript_currency/ethereum」に配置した。) 以下のコマンドを実行する。(実行用のシェルスクリプトを作成し、実行権限を付与する。) cd ~/cript_currency/ethereum echo "./ethminer-m1 -P stratum://0xa0f64ec6503E73a3D6E1eAcfB26ac10D90703a6C.m1pro@us1.ethermine.org:4444" > ./ethminer.sh chmod +x ./ethminer.sh chmod +x ./ethminer-m1 上記コマンド内のstratum://の後には各自のウォレットアドレスを記載する。 マイニングの実行 ここまでの作業で準備は完了。 以下コマンドを実行すると、マイニングを開始する。(終了時はCtrl+c。) ~/crypt_currency/ethereum/ethminer.sh 一定時間経過後、自動終了させたい場合は、 timeoutコマンドを使用することで、自動的に終了させられる。 たとえば、60秒後に自動で停止するコマンドは以下の通り。 timeout 60 ~/crypt_currency/ethereum/ethminer.sh マイニング状況確認 ethermineから確認ができる。 各自のウォレットアドレスを検索することでマイニング状況の確認ができる。 ウォレットアドレスの確認画面 こちらの画面、更新がかなり遅い。 30分程度、情報の更新がなくても焦らないこと。 参考文献 https://www.youtube.com/watch?v=ygCGwsrmJgA&t=0s https://www.youtube.com/watch?v=XaUxOUIAZ8o

November 13, 2021 · 1 min · Katataku

M1ProのMacBookProの環境構築してみた

概要 MacBookAir2019(intel)から、MacBookPro2021(M1Pro)への移行と環境構築を実施した際のメモ。 以下の手順を実施することで、普段用いているアプリケーションのインストール・VSCodeの設定が完了する。 事前準備(旧端末) Brewfileの出力。 Homebrewを用いてインストールしているアプリケーションの一覧を出力する。 --globalオプションをつけることで、出力先が~/.Brewfileになる。 brew bundle dump --global dotfilesリポジトリの準備 GitHubのdotfilesリポジトリ配下のhomeディレクトリに、設定ファイルを格納する。 詳細な実行コマンドは参考文献参照。 .awsや.sshなどクレデンシャル情報が含まれるディレクトリのコピーは厳禁。 今回の対象は、以下の通り。 .Brewfile .bash_profile .gitconfig .zprofile .zshrc .vscodeの拡張内容をエクスポート code --list-extensions > dotfiles/code_list_extentions 移行作業(新端末) GitHubのdotfilesリポジトリに共有していないファイルをコピー。 AirDropでファイルの移行(コピー)を実施。 対象ファイルは以下の通り。 .aws .ssh HomeBrewのインストール。 /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)" Homesickの導入&dotfilesの展開。 sudo gem install homesick mkdir -p ~/.homesick/repos && cd ~/.homesick/repos git clone git@github.com:<ユーザ名>/dotfiles.git homesick symlink dotfiles Brewfileを用いてアプリケーションのインストール brew bundle --global vscodeの拡張内容をインポート cat .homesick/repos/dotfiles/code_list_extentions | xargs -I args code --install-extension args その他細かい設定。 https://qiita.com/Yinaura/items/10fe5fe0cb0a795a0f58 HHKB・Logicoolトラックボールの設定 競プロなど普段利用しているGitHubリポジトリをcloneする。 はまったポイント vscode 当初、~/.vscodeディレクトリをAirDropでコピーした。 が、その後VSCodeを起動すると「信頼できないファイル」としてエラーがでた。 結果、上記の方法にてインストールし直すことになった。 ...

October 26, 2021 · 1 min · Katataku